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銀紙の俺屍サイトです。だらだらグダグダ気まぐれ更新。
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オバQ第一話にて、事ある毎にQ太郎が主人公の男の子に言うセリフ。
先月末、東京及び川﨑の藤子F不二雄ミュージアムに行ってまいりました。

旅の連れが職場の上司で、ハイソサエティーな感じの人だったので、必然的に銀座やら新宿やら、自分ではあまり行かないであろう地を巡って、ひたすら買い物に興じるという、二十代の女としてはごく一般的な、そして自分的には珍しい旅と相成りました。
妹にも言われましたからね「お姉ちゃん、秋葉原行かずにどこ行くの?」ってね・・・(それもどうなのか)
田舎モン丸出しの発言ですが、東京ってめちゃくちゃ買い物するとこありますね・・・比喩でなく、「岡山県下全部の百貨店を一箇所に集めました」ってくらい店ありましたよ・・・でもおかげ様で理想的なスカートが買えました。

買い物以外にはいわさきちひろ美術館に行きました。これは完全に私のリクエスト。
そこでお会いした、神戸出身で現在は近所の老人ホームに入所されているお婆さんに
「貴女のような若い人が、何を思ってここへ来るの?」と質問されて、「絵の優しい感じがすごく好きなんです」と可もなく不可もない返しをしてしまったのが微妙に思い出に残ってます。
私は絵の感想なんて極端な話好きか嫌いかしかないんじゃないか、と思ってる語彙力ゼロ女なんで、君はこれを見てどう感じた?みたいな質問が死ぬほど苦手です。素敵な絵を私如きの言葉で表現する事で、なにか絵の価値を貶めてしまうんじゃないかとか、いらん事を考えてしまうんですよね。ほんといらん事ですね。
美術館自体はとてもとても素敵なところで、時期によって展示物も変わるようなので、また行ってみたいです。

すげえ余談ですが、件の上品な老婦人と交流した帰り道に、マンションのセキュリティの堅さを虚空に向かって叫ぶ謎の老女を目撃しました。仕事柄変な老人というのは慣れてるつもりでしたけど、あれは結構強烈だった。

二泊三日の旅行の最終日に藤子F不二雄ミュージアムへ。
月曜日だったんですけど、結構小学生らしき子が居た・・・けしからんと思いながらも、自分が同じ立場だったら嬉しいだろうなと思います。
21エモンとか、チンプイとか、自分が小さい頃テレビで観ていた作品も展示されていて、懐かしい気持ちになりました。
あと各作品の第一話が展示されていたんですが、どれもただホンワカしてるとか、可愛らしいとかじゃなくて、ちょっと毒っぽい表現もところどころあって(先述のオバQのセリフとか)、藤子先生は大人が考える子ども像じゃなくて、子供の目線から見た子どもを描いてらしたんだな、と偉そうな感想を抱きました。
絵の感想は言えないのに漫画の感想はポンポン言える。それがオタク。ていうか私(心底どうでもいい)。

概ね楽しい旅だったのですが、最後の最後でコインロッカーに巡り合えずに大荷物を下げて歩き回った挙句、東京駅のコンコースで40分ほど呆けてました。
次回があるとしたら、荷物を宅急便で送る等して、スマートな旅にしたいものです。
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